お知らせ
小さな命に感謝する日
仏様ってなあに?
お盆さんって知ってる?
「知ってる!」
何人かの子が手をあげ答えます。
なにする日?
「う~ん、わかんない」「お墓に行く日」「手をパチパチする日」
とっても難しい質問にも子どもたちは真剣に考えて答えてくれました。
ご先祖様の魂が家に帰ってこられる日だから、手を合わせて拝むんだよ。
実は、保育園にも魂が帰ってきてくれるんだけれど何かわかる?
・・・。難しすぎたかなと思いましたが、一人の女の子が「あいがもちゃんが帰ってくるよ」と言ってくれました。
そうなんです。今年はあいがも農法で育てていたあいがもが死んでしまいお墓を作っていたのです。
手を合わせました。
それから「いのち」について話をしました。
私たちと姿かたちは違うけれど、あいがもや虫の「いのち」は人間と一緒?
「ちがう!」、「いっしょ!」
様々な意見がありました。答えを言うと「え~?」と反応する子が何人もいました。
「いのち」は一つ。無くなってしまったら元に戻せない。とっても大事なもの。
人間、あいがも、虫も一つしかない「いのち」。大事にしようね。
子どもたちの中にはお墓や仏壇の存在が分からない子もいます。
最近は特にお盆の行事をしない家もありますが、故人の好きだったものを供えたり、写真を見ながら思いで話をしたりすると、子どもに家族や家を大事にする気持ちが伝わります。お盆のお休みにお話をしてみてくださいね。