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あいがもちゃんにアクシデント発生!

いのちはひとつだけ

雨の中、年長児クラスのゆり組さんが田んぼで働いていたあいがもちゃんを小屋に入れようと、エサを持っていくといつもとは何か違う・・・

1、2、3羽・・・18、19羽 あれ?

1羽いない!

見ると小屋の中で、横たわっているあいがもを発見!

子どもたちは大騒ぎ。

 

「病院につれていかんと」

「もうだめなのかな」

「点滴したらいいんじゃない?」

様々な意見がでました。

 

もう死んでいるよ。もう生き返らない。と話すとみんな黙り込んでしまいました。

 

「お墓に埋めてあげよう。お空からみてみてくれるかな」

ひとりの子が言うとみんながそうしようと賛同し、雨が降る中お墓を掘り埋めてやりました。

手を合わせて合掌していると、「あいがもちゃん見守っていてね」と一人の子がぽつり。

こどもたちの優しい気持ちが伝わってきました。

 

あいがも達の自然界は弱肉強食。あいがも達を狙っている動物はたくさんいます。しかし、あいがも同士もエサの取り合いで弱いものは負けてしまい生きてはいけないのです。それに比べ人間たちは弱っていれば、誰かが手をさしのべ助けてあいます。

年長さんはいのちの儚さとクラスのともだち同士の繋がりの強さを感じていたようです。まだまだ、意味は分からなくとも出来事は心の中に、残ってくれると思います。

アクシデントは起きましたが、たくさんの勉強をさせてもらいました。

 

これからも、稲作・あいがもを通じてたくさんの学びをしていきたいと思います。

がんばろうね。ゆりぐみさんsmiley

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